JAみなみ筑後産ぶどう、タイへ輸出!
分類:JA自己改革 , 管内News 東西南北
2019.08.08
写真=タイでの試食販売の様子
タイへ輸出・試食販売しJA産ぶどうのおいしさをPR
JAみなみ筑後は7月からタイへのぶどう輸出に乗り出しました。種がなくて食べやすい「デラウェア」に始まり、「ハニービーナス」、「博多ピオーネ」、「シャインマスカット」、「巨峰」と8月末までの約1カ月で合計600キロのリレー輸出を目指します。JAで集荷し、九州農産物通商株式会社(JAグループや県行政が中心に設立した日本産農産物の輸出を行う企業。以下、「通商」と略)を通じて、出荷し、現地(タイ・バンコク)のデパートなどで販売します。JAのデラウェアの生産量は県内トップ。ぶどうのタイへの輸出は、タイの日本産青果物の輸入に係る制度変更後、県内JA初の取り組みです。
今年4月より、ぶどうを含む多くの日本産青果物をタイへ輸出する場合は、生産園地及び選果・梱包施設を植物防疫所にあらかじめ登録しなければ輸出できなくなりました。JAは通商の助言を受け、ぶどうの本格出荷が始まる前からこの登録に向けて動き、生産園地と選果・梱包施設「山川ぶどう集荷場」「大牟田集荷場」を植物防疫所に登録しました。日本国内では、多くが上述の登録を実施していません。他産地に先駆けてタイ向けに輸出・試食販売をすることでタイの皆様にJA産のおいしいぶどうを知ってもらい、輸出拡大に向けてPRします。