6次化商品「博多なすとねぎのお味噌汁」完成!

2019.02.12

 

 JAみなみ筑後は特産の「博多なす」を使ったフリーズドライ商品「博多なすとねぎのお味噌汁」を開発し、2019年1月より販売をスタートしました。フリーズドライのスープは「まるごとセロリと卵のスープ」に続き2例目。「博多なすとねぎのお味噌汁」は、JA管内で栽培されたなすを1㌢角に刻み、6次化商品「みなみ筑後の米味噌」をすりつぶして合わせた、優しい味のお味噌汁。お湯を注いで混ぜるだけで手軽に飲むことができます。刻んだなすのシャキシャキとした食感の良さにこだわり、なすをふんだんに使っています。原料には、曲がったり大きすぎたりして市場に流通させにくい規格外のなすを有効利用しました。
 「博多なす」はあくが少なくやわらかいことが特徴の県ブランド品。JA管内のみやま市では農家204戸が50㌶で栽培し、年間約6500㌧を出荷しています。これは、県内のなす生産の65㌫で県内トップの生産量です。このうち規格外のナスはおよそ1割の600㌧ほどで、農家の所得向上と地域活性化をめざしJAが1年半をかけて商品開発に取り組みました。同商品は1袋(6.2㌘)120円(税込)。贈答用は1箱10個入り1000円(税込)でカラフルな水玉模様の可愛いキャリーボックス付き。JAの直売所「愛菜館」、JA管内のグリーンセンター、道の駅みやまで販売しています。
 このほどJAは松嶋盛人みやま市長を訪問し同商品の魅力をPRしました。瀬高なす部会阿部隆幸部会長は「自慢のなすが商品化されてうれしく思う。わたしたち農家が自信をもってお勧めできる味です。ぜひ一度味わってほしい」とアピールしました。(写真=「博多なすとねぎのお味噌汁」をPRする松嶋みやま市長㊧と阿部部会長㊨)