麦実需者との産地交流会
分類:JA自己改革 , 管内News 東西南北
2018.06.19
5月23日、需要に応じた麦の生産拡大と安定生産を目的に、本年で2回目となる実需者との産地交流会を開催しました。これまでは県全体での交流会しか行われておらず、JAみなみ筑後の麦に対する細かい要望や意見を聞き取るため、製粉会社4社と全農ふくれんを招き、麦の需給を巡る情勢や管内の生育状況について意見を交わしました。
産地からは生産者を代表して麦大豆部会の役員やJAの役職員ら11人が参加し、乗富幸雄組合長は「近年、収量減少の一つの要因として、地力の低下が考えられているなか、本年は土壌改良剤を特別価格にて提供し、地力の向上と収量の増加、品質の向上、農業者の所得増大を図って行きたい」と話しました。また、JA麦大豆部会の阿部勝義部会長は「実需者の皆様のご意見を生かし、市場のニーズに合った麦生産に努めたい」と意気込みを語りました。製粉会社は30年産の出来栄えに関心を多く寄せ、「国産麦に対する需要は高まっている。期待に応えるには、安定供給してもらうことが重要」といった意見が上がりました。(写真=積極的に意見を交わす参加者)