高品質で全量一等!はるしずく初回検査
分類:管内News 東西南北
2018.06.19
5月25日、山川ライスセンターで2018年産「はるしずく」の初回検査を行い、農産物検査員がサンプルを1粒ずつ、被害粒、病害粒の有無などを分析し、全量1等に格付けしました。今年産は病害などの被害粒や、未熟粒がほぼなく、全量が1等の格付けとなりました。今後、品種名から名付けた焼酎「はるしずく」用などに出回る予定です。
今年産は播種後から2月にかけて低温と乾燥の影響により生育が遅れたが、3月に入り気温が上昇したことと、生産者の栽培管理の徹底により順調に生育。病害虫の被害もなく昨年以上の収量が見込まれています。
25日の検査に立ち会った、県JA農産物検査協議会の農産物検査員は、前年産と今年産の大麦のサンプルを比較。1粒ずつ丹念に分析しました。仕上がりについて「今年も粒ぞろいが良く、品質の良い大麦がとれた」と話しました。管内は、はるしずく収穫後、小麦「シロガネコムギ」、「ミナミノカオリ」の刈り取りに移り、乾燥調製が終わり次第検査を行っていきます。(写真=1粒ずつ病害虫の有無を確認していく検査員)