「博多あまおう」販売金額8億5000万円目指す
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2024.12.11
JAみなみ筑後高田選果場で11月上旬より、2024年産イチゴ「博多あまおう」の出荷がスタートしています。12月中旬には1番果のピークを迎え、九州、関東を中心に5月中旬まで出荷を行います。生産目標480トン、販売金額8億5000万円の達成を目指します。
パッケージセンター(PC)では作業員が仕分けやパック、箱詰め作業を行っています。部会員の3分の1がPCを利用しており、年々利用者数が増加しています。PCへの作業委託により、生産管理への専念と生産面積拡大による所得向上を促しています。
2024年産は、苗の定植以降、日中の気温が昨年同時期より高く推移し、曇雨天日も多かった関係で全体的に、生育は旺盛となっています。昨年より1日早い出荷開始となりましたが、気温が高く推移した関係で着色が早くなり、L玉中心の出荷となっていますが生産者の栽培管理の徹底により、徐々に玉が肥大しており食味も良好な仕上がりとなっています。
同JA管内では、部会員数68人が11.8ヘクタールを栽培しており、適期管理の徹底による収量増加や品質向上を基本とし、商品性の高いイチゴを安定供給する事を基本方針としています。担当職員は「気候の関係で、小玉傾向での出荷開始となったが、生産者皆様の努力により、高品質な『あまおう』に仕上がっている。ぜひ多くの消費者に味わって頂きたい。」と意気込みを述べました。