特定技能外国人 受け入れ

2024.12.04

 

 JAみなみ筑後は、北海道で働く「特定技能1号」の在留資格を持つ外国人を、北海道の農閑期に働いてもらう取組みが始まっています。11月から4月まで、トレーニングファームでイチゴの栽培作業に従事してもらいます。要望によっては、農家での作業請負も計画しています。
 今回、福岡県の北海道と連携した外国人派遣支援事業を活用しています。北海道とのリレー派遣による外国人材の受け入れ態勢体制の構築支援や、農繁期である園芸産地の労働力確保による農業者の規模拡大、所得向上を目的としています。住居費や家財家具、移動費、登録支援機関手数料などは補助金として対応します。
 あぐり支援室の栗原達哉室長は「当JAでは外国人に就労してもらうことが初めて。課題も多いが外国人労働力が今後の地域農業の維持・発展への支援につながることを期待する。今回の事業を活用して、農家への労働力支援を積極的に進めていきたい」と話します。