ドローン散布実演 みかん防除の労力削減

2024.10.21

 JAみなみ筑後柑橘部会は10月11日、みやま市山川町の坂田達美さんの園地で、ドローン(小型無人飛行機)を使った農薬散布の実演を行い、部会員、JA職員、南筑後普及指導センター職員ら20人が参加しました。
 スピードスプレヤーの導入が難しい傾斜の大きい柑橘園地では、防除は手散布で行っており、農薬散布が大きな負担となっています。
 今回は、ドローンでどれだけ負担軽減ができるのか、また枝葉が密集している園地で、どの程度内側まで農薬が付着するのか、試験紙を使って確認をしました。
 20Lを搭載したドローンは予めテスト飛行で園地の面積や形状などを計測し、約10アール分の散布を自動飛行により数分で完了させました。

 農業用ドローンの導入は作業の省力化や効率化が期待されます。