ベトナム現地検査官が園地の視察 安全なみかん輸出に向けて病害虫の有無を確認

2024.08.23

 JAみなみ筑後は8月7日、ベトナム向けに温州みかんを輸出するにあたり、現地検査官による園地及び選果梱包施設の査察を受け入れました。
 ベトナムでは侵入を警戒する病害虫「ミカンバエ」の発生が見られない地域で生産された温州みかんのみ輸出を可能としています。ベトナムの現地検査官2人と門司植物検疫所が訪れ、まず、園地にてみかんの生産面積や出荷量、使用農薬の種類やトラップの仕掛場所について現地検査官に詳しく説明しました。その後、トラップの仕掛場所にて、ミカンバエが発生していないか確認しました。また、選果場では、場内の設備を見回り、虫の混入する恐れがないか確認しました。
 輸出の許可が下り次第、安全なみかんの輸出を始めます。