柑橘部会極早生みかん集荷説明会を開催しました!!
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2020.09.17
JAみなみ筑後柑橘部会は9月9日、同JA管内各選果場で極早生みかん集荷説明会を開きました。生産者、JA職員ら260人が参加し、14日から始まる集荷に向けて生産者がサンプルを見ながら出荷規格を確認しました。今年度の極早生みかんは、「日南の姫」、「早味かん」が9月14日、「日南1号」が9月21日、「上野早生」が10月9日からそれぞれ集荷をスタートし、10月末までを計画しています。収量は例年並みを見込んでおり、食味良好に仕上がっています。
説明会では立花茂樹部会長が今年度の状況について挨拶し、JA担当職員は生育状況や収穫について、共販業務細則、出荷方法、商品管理、出荷規格などを細かく説明しました。出荷用コンテナの使用にあたる注意事項やコロナウイルス感染防止対策として荷受け時のマスク着用徹底についても再確認を行いました。今後の需要期に向けて、出荷タイミングにも気をつけるよう呼び掛けました。また、農作業中の事故防止対策として、熱中症や1人での作業中に注意すること、スピードスプレヤーや軽トラックの転倒防止、収穫・運搬にかかる高所作業時の事故に注意するよう事例をあげて注意を呼び掛けました。
「日南の姫」は、極早生の中でも最も早く出荷できる品種で、「早味かん」は糖度10度以上が条件となる福岡県の推奨品種で、年々数量は増加していく見込みです。「日南1号」は、極早生定番の品種で甘酸っぱさが特徴、「上野早生」は、極早生終盤の品種で秀品率、着色が良いのが特徴となっています。